SONY α7III、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
写真はもうやるまいと気持ちを封印したはずなんですが、最近読んだキャンプブログで「キャンプと一眼レフの相性はいい」というのがあって、
「そうかなあ???」
↓
「まあそうか・・・」
↓
「そうに違いない!!!」
となり勢い余って買ってしまいました
最初はα6000あたりを中古で狙っていたんですが、調べれば調べるほど沼にハマっていきまして、気がついたらα7IIIをポチッとな・・・
いやあ怖いですね、カメラ沼(たぶん買う前に沼にハマる例はなかなか無いと思うんですけど)
ここでは僕がなぜα7IIIなんて超高級機種に手を出してしまったのかの変遷を書いておこうと思います
誰かのお役に立てると信じて
長いです
第一章 ~α6000の検討~
前述の「キャンプと一眼レフの相性はいい」という文言を見て以来、キャンプの写真を残しておきたいなと思うようになりました
というのも長男(小1)が超絶インドアなため、何で釣っても外出しようとしてくれません
(無理やり公園とかに連れ出したりしたときは楽しそうに遊ぶんですが)
ただ、そんな長男もキャンプだけは能動的に「行きたい」と言うんですね
長男の貴重な楽しんでる姿を収める機会がそうそうありませんので、漠然と「写真かー」って考えるようになりました
でも、僕はデジイチもマイクロフォーサーズもコンデジもそこそこ良いものを通ってきました
そんな僕が今や使っているのはTG-5
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 ブラック 1200万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-5 BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: エレクトロニクス
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「 写真には記録的な要素があれば良い」と割り切って到達したのがこのカメラなんですけど、もちろん記録用として十二分な成果を残してくれます
・・・が、撮っててワクワクしないんですよねー←
で、Google Photoから通知が来てて昔の写真を何となしに見ていました
昔の写真はデジイチとかで撮ったものが多いので、下手くそなりに背景がボケていたり結構「見れる写真」だったんです
それで再び、「記録といえどもやっぱりきれいなものであるに越したことはない、またカメラやろう」って考えるようになりました
ただもう沼にハマるのは嫌だったので、「安めのミラーレスで単焦点でいいか」って考えてました
で、今までのカメラがデジイチがNIKON、マイクロフォーサーズがPanasonicという経歴なので、「今までとは違うメーカーがいいな」程度の考えで調べ始めました
とりあえず、僕がカメラに求めるのは「とにかく持ち出すこと」なんです
すごく当たり前なんですけど、カメラに関しては実はこれが一番難しいと思っていて
でも、カメラのサイズとモチベーションの相関関係って
左に行くほどモチベーションが上がる
右に行くほどサイズが小さくなる
だと思うんですよ、僕は
まあそうなると持ち出すための最適解はミラーレスかなって考えに行き着いたんです
あと、SONYのEマウントはAPS-Cでもフルサイズでも使えるという情報を聞いたので、「フルサイズに買い替えても資産は活かせるな」と安直な考えでSONYのα6000に辿り着きました
ちなみにα6000は発売日が2014年3月14日と約5年前にも関わらず未だディスコンになっておらず、現役バリッバリの機種です
評価も超高いにも関わらずボディだけで新品でも5万円ほどで手に入るすごくいいカメラみたいです(中古だと3万円くらい)
僕は「まあどうせまた飽きちゃうだろうから中古でいいか」って感じでこれにほぼ決めかけていました
が、僕が欲しいと思ったタイミングではマップカメラの中古(美品)の在庫が無くなってました
第二章 ~α7IIの検討~
「じゃあまあ待つか」と思ってたんですけど、ここからが僕の悪いクセなんですけど、どうも調べたくなってきちゃうんですよね、α6000のことについて・・・
α6000のことを調べてると、やっぱり他のカメラのことも巻き添えで出てくるんですよ
今回はα7IIだったんですけど、どうしても見てしまうわけですよ
そしてどうしてもα6000のデメリットの記事を見てしまうわけですよ
となると上位機種が欲しくなってしまうんですよ!!!←
「憧れのフルサイズ」
「いつかはフルサイズ」
と僕でも昔思ったことがあります
しかもα7IIはフルサイズなのに軽い
やっぱり持ち出してナンボのものなので少しでも軽いのはプラス要素でしかありません
「ここはいっちょフルサイズデビューだ!」
ともはやバカになった金銭感覚でマップカメラの中古美品を探しに行きましたが、またもや在庫なし
第三章 ~α6300の検討~
α7IIを買う気でいたんですけどタイミング悪く買えませんでした
買う気ではいたので、またα7IIのことについて調べ始めてしまいました(病気)
やっぱり良いところも悪いところも知っておきたいというのはあります
世の中の人のデメリットが僕のデメリットとは限りませんから
ですが、「どうもα7IIはAFスピードがあまり高速ではない」といったものがそこかしこで散見されるようになり始めます
僕は子供たちの成長記録として写真を撮ることを第一命題としています
機種選びはブレブレでもこの考えだけはブレることはありません
となると、AFが遅いのは結構致命的なのではないかと考えるようになりました
もちろん使ったわけでもありませんので、世の中の情報に左右されているだけで、本当は僕の撮影したい程度の写真であれば、遅いと言われているα7IIでも十分なのかもしれません
でも高い買い物だからこそ、少しでも危険因子は排除しておきたいのです
「使えなかったら売って買い直せばいい」とかいう意見もあります
でも、僕は少しでも損をしたくないんです
売るとなれば時間的なコストもかかりますし、何より買った値段で買い取ってくれるなんて都合がいいことなかなかありません
-閑話休題-
というわけで再びα6000に戻ってきたんですけれども、一度上位機種へ傾いてしまった気持ちは元サヤには戻ることができず、APS-Cフォーマットだけどα6000よりも進化したα6300に傾くことになります
(が、なんでα6000に戻れなかったのかは今となっては思い出せません・・・)
第四章 ~α7IIIの検討~
「α6300なら満足できそうだなー、実機触ってみるかー」と実機を触ってみることにしました
「・・・・」
「ちゃちい」
「・・・・」
コンパクトであることを求めていたはずなのに、どうしても最大のメリットであるコンパクトさを気持ちが拒否しました
「これまた飽きるやつだ・・・」
即座に思いました
となると、
「やっぱりフルサイズへ行けとの神のお導きか(無宗教)」
というわけでα7IIとα7IIIの比較記事を見始めてしまうんですねー
バカですねー
ただ、α7IIとα7IIIの価格差は10万円以上なので、この差はおいそれと埋まるものではありません
「バッテリーが超増えてる」
→サードパーティのバッテリー買うし、そんな程度で10万円の差は超えない
「サイレントシャッター」
→子供たちの発表系はビデオカメラでの撮影だし、そもそもシャッター音を消したいシチュエーションが思いつかないからそんな程度で10万円の差は超えない
「タッチパネル」
→使いこなせる気がしねーし、そんな程度で10万円の差は超えない
「連射が超速くなってる」
→連射してもいつもLOとかだし、そんな程度で10万円の差は超えない
「AF性能が超上がってる」
→ぐぬぬ・・・
みたいな感じでひとつひとつ買わない理由を潰していきました
最後のは潰せてないですが、10万円の高い壁は超えられませんでした
が、買う理由が見つかってしまいました
「金を払えば改善されることなら、金を払おう!写真で撮りたい一瞬はもう戻らない」
この文言にやられてしまいました
僕は「初心者こそ良い(高い)ものを使うべきだ」と常々思っていて、今回カメラを買うことを考えたときも一瞬頭をよぎったことでした
ただ、全くの初心者というわけでもありませんし、それなりに写真も撮ってきたつもりでしたので、特に良いものを買おうとは思っていませんでした
ですが上記の記事を読んで、Google Photoには比較的マシな写真しか上げていないことを思い出しました
ピンぼけや上手く撮れていない写真は都度捨てていたんです
もちろん僕の腕が悪いことは分かっています
でもお金をかけることでそれが改善できるんならそこにはお金をかけるべきだなって思うようになりました
というわけで僕はα7IIIを買うことにしたわけです
レンズも買いましたよ
ボディに膨大な金をかけてしまったので、レンズはEマウントのシンデレラレンズとも言われている
にしようかとも思ったんですけど、素晴らしいボディを手に入れたからこそ、レンズも素晴らしいものにしようとこちらも奮発して神レンズとして名高いこちらのレンズを購入しました
ソニー Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA※Eマウント用レンズ(フルサイズ対応) SEL55F18Z
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: Camera
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SONYの残価設定クレジットで買いました
書きたくないんですけど、合計で30万円近くの買い物を一瞬でできてしまったのは、SONYの「残価設定クレジット」という制度を利用したからです
平たく言うと『ローン』ですね
この制度を利用するとα7IIIは
1回目→8570円
2回目~24回目→6900円
25回目→81000円
という分割払いが可能になります
しかも25回目の支払い時に「カメラを返品」すると25回目の支払い自体が無くなります
カメラも無くなりますけど
デジタルの世界は日進月歩で発展しているため、今の機種を2年後も継続して使いたいかと言われると、僕みたいなミーハーガジェッターは「新しいの使いたい」って思うと思うので、ずいぶんと割安に手に入れられる良い制度なのではないでしょうか?
もちろん「これはもう手放せない」ってなったときは買い取れば良いわけですし
結構なコストではありますが・・・
ちなみに僕はレンズも同じ制度を利用して買いました
またカメラ沼にハマることになってしまったので悪夢の予感しかありませんが、この記事がどなたかのお役に立てればこんなに嬉しいことはありません